【初心者向け】C言語で計算してみよう！＋−×÷の基本と変数の使い方を丁寧に解説

こんにちは！前回は、C言語における「変数」や「データ型」について学びました。

今回はその続きとして、変数を使って実際に計算する方法を学んでいきましょう！

💡 プログラミングで計算できるってどういうこと？

プログラムでは、電卓のように計算ができます。

たとえば、「2 + 3 の計算結果を画面に出す」ことも簡単にできます。

以下は、今回作る基本的な計算プログラムの例です。

#include

int main() {
int a = 10;
int b = 3;

printf("a + b = %d\n", a + b);
printf("a - b = %d\n", a - b);
printf("a * b = %d\n", a * b);
printf("a / b = %d\n", a / b);

return 0;

}

このコードを使って、足し算・引き算・掛け算・割り算の基本を一つずつ学んでいきます。

プログラミングで計算に使う記号を演算子と呼び、上の表に示すものを使います。

※詳細は省きますが、演算子と一言で言っても様々な演算子があり、ここで使っているものは算術演算子と呼ばれるものです。

C言語では、int 型（整数）で割り算をすると小数点以下は切り捨てになります。

以下のコードで用いられているa,b,ansの変数はいずれもint型であり整数しか表すことができません。

int a = 7;
int b = 2;

int ans = a / b;
printf(“%d\n”, ans); // 結果は「3」、小数点以下は表示されない

💡 小数まで表示したいときは、変数の型にfloat や double 型を使う必要があります！

変数の型については以下の記事で詳しく説明していますので一読してみてください！

C言語, 計算, 変数の使い方, 演算子, 足し算, 引き算, 掛け算, 割り算, int, プログラミング初心者

以下のコードを見てください。

int result = 10 + 2 * 3;

この結果、result はいくつになるでしょう？

✅ 正解は ② の「16」です！

なぜなら、掛け算は足し算より先に計算されるというルールがあるからです。

🔽 主な演算子の優先順位（高い順）

✏️ 優先順位を変えたいときは「かっこ」を使おう！

かっこ（()）を使うことで、計算の順番を自分でコントロールできます。

int result = (10 + 2) * 3; // 結果は 36

いよいよ「自分で動かせるプログラム」に近づいていきます！