こんにちは!このブログでは、文系未経験の方でもC言語をゼロから学べるように丁寧に解説しています。
前回の記事では、Visual Studioを使って「Hello, World!」を表示するプログラムを動かすところまでをご紹介しました。
今回はそのコードがなぜ動くのかを、一行ずつ解説していきます!
まずはコードをもう一度見てみよう
#include <stdio.h>
int main() {
printf("Hello, World!\n");
return 0;
}
一行ずつやさしく解説!
#include <stdio.h>
これは「標準入出力(Standard Input Output)」という機能を使えるようにする命令です。
#includeは「このファイルを読み込んでね!」という意味。<stdio.h>は「標準入出力の機能が入ったヘッダファイル」の名前。
↑これによってC言語にあらかじめ用意されている便利なプログラムが使えるようになるのです!
💡 この行がないと printf(画面に文字を出す命令)が使えません!
int main() {
ここが プログラムのスタート地点。C言語では、必ず main() 関数から処理が始まります。
intは「戻り値(returnで返す値)の型」が整数であることを示しています。{は「ここから処理が始まるよ」という意味のカッコ。
printf("Hello, World!\n");
画面に「Hello, World!」と表示する命令です。
printfは「プリント・フォーマット」の略。"(ダブルクォーテーション)で囲んだ中身がそのまま出力されます。\nは「改行」の記号です。
💡 ;(セミコロン)は、C言語では「ここで1文が終わりました」というマークです。
return 0;
プログラムの終了を意味します。
0は「正常に終わりました」という印。main()の戻り値として返され、WindowsなどのOSが「うまく終わったな」と判断します。
戻り値については後々説明するのでいまは脳死で書いていれば問題ありません!
}
このカッコは main() 関数の終わりを示します。
開いたカッコ { があれば、必ず閉じる } が必要です!
✏️ C言語の基本文法ポイントまとめ
| 要素 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
セミコロン ; | 文の終わり | printf("Hello"); |
波カッコ {} | 処理のかたまり(ブロック) | main() { 処理 } |
| コメント | メモ書き(処理には影響なし) | // これはコメントです |
#include | 機能を取り込む命令 | #include <stdio.h> |
main() | プログラムのスタート地点 | int main() { ... } |
💬 初めてのプログラムが動く感動を大切に!
たった5行のコードですが、C言語の基本の詰まった第一歩です。
次からは少しずつ、「計算をしてみる」「文字を変えてみる」など、手を動かしながら理解を深めていきましょう!
🔜 次回予告:「C言語の変数とデータ型を図でわかりやすく解説!」
C言語でプログラムを書くときに必ず必要になる「変数」と「データ型」について学んでいきましょう!



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