こんにちは!このブログでは、C言語の基本を初心者の方に向けて一歩ずつ丁寧に解説しています。
前回の記事では、Hello, World! のコードを分解して学びましたね。
今回は、C言語でプログラムを書くときに必ず必要になる「変数」と「データ型」について学んでいきましょう!
🔰 そもそも「変数」って何?
変数とは、値(データ)を入れておくための「箱」のようなものです。
- 例)「体重」「年齢」「点数」など、プログラム中で何らかの数や文字を使うとき、それを一時的に保存する箱が「変数」です。

C言語の基本的なデータ型(型の種類)
データ型 | 扱うデータ | 例 |
int | 整数 | 1, -5, 100 |
float | 小数 | 3.14, -0.5 |
char | 1文字の文字 | ‘A’, ‘b’, ‘9’ |
double | 桁の多い少数 | 3.141592 |
データ型によって表現できるデータの種類、大きさが異なるので覚えておこう!
変数の宣言と代入のしかた
int age = 25;
float height = 165.5;
char grade = ‘A’;
それぞれの意味はこうです:
- int age = 25; → 整数の変数「age」に25を入れる
- float height = 165.5; → 小数の変数「height」に165.5を入れる
- char grade = ‘A’; → 1文字の変数「grade」に「A」を入れる
💡 ポイント:文字はシングルクォーテーション ‘ ‘、文字列はダブルクォーテーション ” ” を使います。
🧠 補足:メモリの中ではどう使われる?
データ型は、どれくらいのメモリ容量を使うかにも関係しています。
型 | データのサイズ |
int | 4バイト |
float | 4バイト |
char | 1バイト |
double | 8バイト |
💡「バイト」はコンピュータの記憶の単位です。

✅ まとめ:変数と型を正しく使うことが第一歩!
やりたいこと | 書き方 |
「整数」を使いたい | int num = 10; |
「小数」を使いたい | float pi = 3.14; |
「文字」を扱いたい | char grade = ‘A’; |
これからC言語を使って足し算や条件分岐をしていくうえで、「変数」と「型」は毎回出てきます。
しっかり押さえておけば、今後の学習がグッとスムーズになりますよ!
🔜 次回予告:「C言語で計算してみよう!+−×÷の基本と変数の使い方」
次回は、今回覚えた「変数」と「型」を使って、簡単な計算をしてみます。
電卓のようなプログラムを目指していきましょう!
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